医療法人前橋北病院

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医療コラム

クラリスロマイシン錠長期療法におけるDPB患者の便秘薬と医療費の削減

前橋北病院 薬局 安田 絵里奈  山岡 和幸  黒岩 遥香


【はじめに】
クラリスロマイシン錠の投与における腸内細菌叢のみだれが報告されている。
DPB(びまん性汎細気管支炎)などの呼吸器疾患の患者に対し、クラリスロマイシン錠の長期療法が行われるが、その結果便秘薬が処方されるケースは多々ある。そこで便秘解消と医療費削減を目的とし、新規プレバイオティクス食品「B.G.S.POWDER」(1包1.5g)を外来患者1名に摂取させ、検討したので報告する。

【方法】
患者はびまん性汎細気管支炎と便秘の疾患がある81歳男性
センノサイド錠を毎日夕食後に2錠服用
平成18年1月13日よりクラリスロマイシン錠200mgを毎日朝・夕食後に1錠ずつ内服開始。便秘症状が強くなり
平成18年3月15日に酸化Mgを毎日朝・夕食後に1gずつ内服開始。
平成18年3月24日より「B.G.S.POWDER」を1日1回1包摂取させて調査。なお、十分な説明の上同意を得た。

【結果】
平成18年6月14日に酸化Mgが、便秘症状改善のため、医師と患者の同意の上で中止となった。「B.G.S.POWDER」とセンノサイド錠は継続内服中で、以後、半年間便秘薬の増減を調べたが、特に変化はなかった。患者に状態を聞くと「大変調子が良い」との返答あり。

【考察】
「B.G.S.POWDER」が、酸化Mgと同等の便秘改善効果を発揮した可能性がある。クラリスロマイシン錠による腸内細菌叢のみだれは、善玉菌の減少・悪玉菌の増加なので、改善には善玉菌を増やすプレバイオティクスである「B.G.S.POWDER」を使うことは理にかなっている。そして薬を使わずに食品で病態をコントロールできることは、医療費削減も含め大変有用である。

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