医療法人前橋北病院

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医療コラム

胆管ガン患者における麻薬内服での便秘薬使用減へ挑戦
~医療費削減とQOLのために~

前橋北病院 薬局 山岡 和幸  安田 絵里奈  黒岩 遥香


【目的】
MSコンチン錠10mgを内服すると高率で便秘の副作用が発現する。そこで便秘解消と医療費削減とQOL向上を目的とし、新規プレバイオティクス食品「B.G.S.POWDER」(1包1.5g)を外来患者1名に摂取させ、検討したので報告する。

【方法】
胆管ガンの83歳男性
MSコンチン錠10㎎を毎食後に1錠ずつ長年飲み続けており、副作用と考えられる便秘症状がある。

平成18年5月2日より「B.G.S.POWDER」を1日1回1包摂取させて調査した。便秘薬は、以前より酸化Mgを毎日朝・夕食後に0.5gずつ内服し、頓用としてピコスルファートナトリウム液を眠前に20滴使用。なお、十分な説明の上同意を得た。

【結果】
平成18年6月13日に医師と患者の同意の上で便秘症状改善のため酸化Mgが中止になり、平成18年7月14日から同じく便秘症状改善のため、医師と患者の同意の上で、ピコスルファートナトリウム液が中止となる。「B.G.S.POWDER」は以後も摂取させて平成18年9月29日まで調査をしたが、便秘薬の処方はなかった。患者に便通を聞くと「便秘症状は今のところ落ち着いている」とのコメントがあった。

【考察】
「B.G.S.POWDER」で便秘解消によるQOLの向上が見られたことは大変喜ばしい。酸化Mgとピコスルファートナトリウム液の中止による医療費削減の意味も大きい。「B.G.S.POWDER」1つで2つの薬剤の中止は金額的にも、量的にも大きな存在感が示された。過去にMSコンチン錠10㎎の副作用の便秘に対し、センノサイド錠を投薬したケースがあったが、腸の過度な蠕動運動亢進による腹痛に苦しみ、QOLを下げた経験がある。「B.G.S.POWDER」は自然な排便を促し、過度な蠕動運動亢進はないので、医療費削減とQOLの向上には最適である。

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